Input&Output |
インプット方法 |
英語のインプットとは、英語を読んだり聞いたりすることです。このコーナーでは、主にインプット方法の基本について述べます。英語学習の基本は、インプットを少しずつでも毎日続けることだと私は思っています。 |
リスニング | リーディング |
リスニング |
リスニングとは英語を聴く訓練ですが、やみくもに聴けばいいというわけではありません。自分のレベルにあった適したものを、正しい聴き方で聴く必要があると思います。 |
自分のレベルにあった題材の選び方 |
聴く題材の選択方法ですが、手っ取り早いのはその題材のスクリプト(英文に直したもの)を読んでみて、スラスラ理解できるかどうかチェックすることです。読んでわからなければ聴いても理解できるはずがありません。「ちょっと難しいけど、読んで理解することはできる」くらいの題材がちょうどいいと思います。自分にとって簡単なものと、やや難しめのものを両方同時に進めていくのが理想的かと思います。 |
正しいリスニング方法 |
リスニングにおいて、英語を聴いて理解するまでには大きく2つの段階があると私は考えます。1つ目は、英語の「音」を認識すること、そして2つ目は1で認識した音を「脳」で処理することです。1、2が両方できて、聴いている英語の意味が理解できるという考え方です。例えば1ができても2ができない場合とは、音は聴き取れるけど意味がわからない、ということです。段階1では、流れてくる英語の音を正しく認識しなければなりませんが、そのためには、脳に正しい英語の発音をインプットする必要があると思います。それができているか確認する方法が、自分の発音をチェックすることです。正しく発音することによって、脳に正しい英語の音をインプットすることができます。正しい発音ができていなくても、カタカナと置き換えることによってある程度英語を聴き取ることはできますが、効率を考えると最初に発音をしっかりやった方が絶対にいいです。発音に関して、詳しくはリンクにもある「30音でマスターする英会話」へどうぞ。私もここで発音を学びました。 |
次にリスニングの具体的なやり方ですが、適当なスパンを決めて、集中して聴きましょう。特に初心者のうちは長時間ダラダラと聴くよりも、10分でも集中して聴いたほうが絶対にいいです。通勤電車やバス内でリスニングを行うときは、別のことに意識がいかないように気をつけましょう。私の場合、聴いているようで聴いていない時間が意外とありました。ちゃんと意識を向けて聴いている時間は、意外と少なかったりするものです。で、私はどうしてるかといいますと、唇を軽〜く動かしてシャドウイングすることです。ガムをかむのと同じくらいの口の動作ですので、そんなに恥ずかしくないです。 |
以下にリスニング題材を挙げてみます。代表的なものはこんなところでしょう。 |
1、NHKテレビ、ラジオの英会話プログラムを利用する |
2、CNN、BBC等の海外TVニュースを聴く |
3、AFN(FEN)を聴く |
4、NHKニュース等の2カ国語放送を利用する |
5、洋画、海外ドラマを観る |
6、市販のテープ教材を利用する |
6、市販のテープ教材 |
現在さまざまな英語テープ教材がありますが、ピンキリみたいです。それが自分に合うかどうかというのも重要な問題です。教材の質に学習効果がかなり左右されるので、慎重に選びましょう。「使用した教材コーナー」に少しですが、私の使用後の評価、感想を載せておきましたので、よければ参考にしてみて下さい。 |
1、英字新聞を読む |
2、洋書を読む |
3、TIME、NEWSWEEK等の英語雑誌を読む |
4、自分の興味にあったウェブサイトの英文を読む |
1、英字新聞 |
新聞を毎日読まれている方は、日本語から英語に変えてみましょう。デイリーだとキツイと感じる方は、ASAHI WEEKLYや週間STなどのウィークリーのものを読むといいと思います。私は以前ASAHI WEEKLYを購読してましたが、難しい単語には注訳があって読みやすいかったです。 |
2、洋書(ペーパーバック) |
私がやっているのがこれです。ペーパーバックを読んでますが、難易度は作家によってぜんぜん違います。シドニィ・シェルダン等の読みやすい作家なら、意外と簡単に読めます。一冊無理やりでも読みとおすと、自信がついて次につながります。読み終わった本を本棚に並べて眺めるのもいいものです。 |
3、TIME、NEWSWEEK等の英語雑誌 |
難しいです。その理由は語彙の難しさと、話の理解に背景知識が必要なこと、の2つが主でしょう。実は1998年にTIMEを一年定期購読したのですが、途中から完全に「積んどく」になりました。辞書を使えばそれなりに理解できたのですが、読んでて苦痛だったのでしばらくペーパーバック一本にしていました。2000年5月から定期購読を再開します。がんばるぞ〜 |
4、自分の興味にあったウェブサイトの英文 |
これはオススメです。Yahoo USAなどの検索エンジンで自分の興味、趣味にあったページをさがせばたくさん見つかると思います。PC上ですと、CD−ROM辞書や各種辞書ツールが使えるので読むのが楽です。上述の英字新聞についても、紙ではなくWeb上で読むという方法もあります。 |
アウトプット方法 |
ここでは英語のアウトプットについて考案します。アウトプットとは英語を話したり書いたりすることです。日本国内で学習する場合、外国人の方と話す機会はなかなかないと思いますのでいろいろ工夫してみましょう。アウトプットの訓練方法として考えられるのは以下のような方法だと思います。 |
1、英会話学校に行く |
2、暇なときに英語で独り言を言う(考える)。 |
3、外国人とメールのやりとりをする |
4、英文日記をつける |
1、英会話学校 |
実は私自身、某英会話学校に通っていたことがあります。その経験から言いますと、よほどうまく活用しないとあまり効果がないと思います。 |
具体的に言いますと、例えば週に2回、1回1時間程度のレッスンを受けるとして、この1週間2時間のレッスン内で、自分が実際にしゃべる英語の量の合計は、わずかなものだと思います。もちろんそうでない場合もありますが、私が通っていたところでは、ほとんどの人がネイティブの講師に質問されたり、ツッコまれた時だけ話す、という感じで自分からベラベラとしゃべる人はほとんどいませんでした。クラスのレベルは上から2番目だったのですがこんな感じです。つまり普通にレッスンに通っているだけでは、スピーキングの量が全然足りないと思うのです。 |
ある程度の英語力があって、外交的で自分から様々な話題を用意できる話題豊富な人であれば、英会話学校に行くのはいいと思います。その英語力ですが、要は自分の英語力をしっかりと把握していて、伸ばすのには何が必要かがわかっているのであれば問題ないと思います。 |
英会話学校に行くのであれば、レッスン以外の要素を活用するといいと思います。例えば英会話学校によっては、無料でネイティブの講師と会話が楽しめるラウンジみたいのがあるところがありますが、このような場所をフルに利用できる人は強いです。レッスンより、こちらのほうが効果があるかもしれません。また、レッスンで同じになった人と知り合いになったり、もしくは良きライバルになったりすることがプラスになります。 |
英会話学校に通うしても、それだけでは英語力の伸びは期待できないと思います。家で徹底的にインプットを行い、英会話学校でその成果をためす、というスタイルがいいと思います。 |
2、暇なときに英語で独り言を言う(考える)。 |
私は暇なときこれをよくやります。何かひとつテーマを決めて、自分で考えて英語で独り言を言います。スピーチみたいなものです。「言う」のに抵抗があればささやく程度でもいいでしょうし、頭の中で言うだけでもいいです。これを行うと「これって英語でなんて言うんだろう?」という疑問が出てきますので、自分のボキャブラリーの範囲で考えてみたり、あるいは和英で調べたりして、会話力を伸ばせると思います。 |
3、外国人とメールのやりとりをする |
ライティングの練習になります。トピックさえあれば、文法はあまり気にしなくていいと思います。リンクのコーナーに私が利用しているペンパルサイトをひとつ載っけておきましたのでよければどうぞ。ここ以外にも、Yahoo USAで「penpal」とキーワード検索すればいっぱい出てきます。 |
4、英文日記をつける |
日本語で日記をつけている方は、英語でも書いてみましょう。英語のみで書くのが難しければ、英語と日本語を混ぜて書いてもいいと思います。私は以前やろうとしましたが、1週間で挫折してしまいました。 |