パッション |
内なる情熱(パッション) |
では、その英語学習の方向性である「目的」はどのように決定されるのでしょうか? 私の考えは 「内なる情熱(パッション)が目的を決定する」
です。そのことをこれから説明します。パッションとは、自分の行動の原動力の源となる、自分の内側から湧き出る「熱い思い」 とでも表現しましょうか。もちろんこれは、ある日突然生まれるものではなく、前提に なんらかの経験があり、その経験によってパッションが生まれる、と私は考えます。 このパッションが、自分に英語学習をすすめるエネルギーである「モチベーション」 を生む、と考えているわけですね。 |
内なる情熱(パッション) |
パッションには、正(プラス)と負(マイナス)のそれがあると考えます。 まず、正のパッションですが、一番わかりやすいのは「愛」 (欲望かもしれませんが)のパッションでしょう。 「あの綺麗な外人の女性(男性)とお付き合いしたい!!」 「英語ペラペラになって、女性にモテたい!!」 また、「名誉欲」によるパッションもありますね。 「TOEIC900点とって、昇進して給料上げるぞ!!」 「英検1級とって、みんなに自慢したい。」 「英語を話せるようになって、いい会社に転職するぞ!!」 趣味的な、「遊び」「楽しさ」を追求したい、という パッションも、考えられます 「映画を字幕なしで理解できたらいいなぁ」 「ペーパーバックを読めるようになりたい」 「海外旅行で、英会話を楽しみたい」 もっと漠然とした、「憧れ」もパッションの1つと考えます。 「英語しゃべれたら、人生楽しくなりそう」 「いつか海外へ留学するときのために、英語やっとこう」 「英語しゃべれたら、オレもカッコよくなれるんじゃないか」 一方、負のパッションですが、これは「恥をかく」「敗北感を得る」などの 経験により生まれるパッションです。例えば、 会社での英語プレゼンに失敗して、場をシラけさせてしまった。ここで 「ちくしょ〜〜〜!!!!! いつか見返してやる!!!!」 という思いが生まれれば、これは立派なパッションです。もしくは、海外で 金髪のお姉さんに英語で話しかけてみたが、相手にされなかった。その時も 同様に 「次に来たときは、もっと英語うまくなって、ナンパできるようになってやる!!」 これも、強烈ですね(笑)。欲望は、人をドライブさせる原動力となります。 いくつか挙げてみましたが、純粋に1つのパッションをお持ちの方もいらっしゃる と思いますし、いくつかのパッションが混ぜ合わされている方も、多いと思います。 私が言いたいのは、どのパッションを持つべきか、という ことではありません。 自分が、どのようなパッションを持っているのか、確認する ことが大事、という ことです。なぜなら、最初にも述べましたが 「パッションが、目的を決定する」
と私は考えているからです。次に、そのことについて述べていきます。 |