学習法を自分で創る

学習法を創造する!?
こんにちは。 HP管理人の嶋田といいます。「英語学習法創造」のページ へようこそ。その名の通り、このページの基本概念は、自分の学習法は自分で創りあげるということ です。英語の学習法というのはさまざまで、100人の人がいれば、学習の方法も100通りあって、その中 にまったく同じものはないはずです。

皆さんにとって、「最適学習法」とはどんな学習法 でしょうか。それはつまり、その方法で学習すれば、英語を思いのままに操れるようになる方法、とか そんな感じでしょうか。皆さんの中には「ネイティブスピーカーと同等の英語力を身につける」という 高い目標を持っていらっしゃる方もいれば、「旅行で会話を楽しみたい」とか「仕事で困らない程度の 英語力を身につけたい」という理由で学習してらっしゃる方も多いと思いますが、「最適学習法」を 考えるには、まず自分が英語を使って何をやりたいのか、を考えることが大事だと思います。それが はっきりしてくれば、ふさわしい学習方法も見えてくるのではないででしょうか。

私の考えですが、「最適学習法」もしくは「もっとも効果的な学習法」を探求することは、自分 の英語に対する考えを深めてくれますし、もちろんその方法が自分の英語学習の目標、目的とうまく 合致していれば、目指す通過点にそれだけ早く到達できるはずです。

本屋さんには、私の原点 となった「TOEIC最強の学習法」や「英語は絶対、勉強するな」等の学習法について書かれた本が数多 くありますが、それらの内容を100%信じ、その通りに実践することはもちろん大切です。 でも、それらの本に書いてある学習法は、ある観点から見た「最適学習法」なので あって、皆さんにとって、その時その瞬間はたまたま方向性があっているかもしれませんが、もしかしたら 違っているかもしれません。ですから、ある程度学習が進んできたら、自分で、既存の方法を工夫して 組み合わせ、自分なりの学習方法を「創る」ことが大切だと私は考えています。
目的と目標
ここで、目的と目標の違いを明確にしておきましょう。

目的は「方向性」、目標は「その方向の途中にある点」と 考えるとわかりやすいと思います。目的は線であり、目標は、その線上の点という ことです。

ですから、目的がなければ、目標は設定できないことになります。

ここで目標についても述べておきますが、基本的に、目標を設定する必要 はありません。TOEICなどの資格を取得を考えている場合は、その資格の 取得が社会的価値の獲得を意味するので、TOEIC点数を目標にするのは その社会的価値を得るという観点からは、有効です。

しかし、方向性を明確にしておけば、あとは「どうやって進めばいいか」を 考えればいいので、「途中の到達点を予想する」、つまり目標を設定する 必要はありません。目標に到達できなかったり、もしくは目標以上の 点数を得たとしても、それは偶然にすぎません。

自分の目指す方向へ向かっていくことが、英語力を向上させることで あって、資格取得と英語力向上は、本質的には無関係です。

資格取得が有効なのは、「自分の英語力の向上を確認する」という意味に おいてでしょう。つまり、学習の成果の確認ですね。

「目的」と 似たような考え方に「理由」があります。目的を考えることは前向きの思考であり、 理由を考えるのは、後ろ向きの思考です。例えば、仕事で英語が必要になってきた ので、なかば「仕方なく」英語をやろうとする人の場合

理由:仕事で必要だから
目的:仕事で、不自由ないくらい英語が話せるようになる。

ということになります。ですから、「理由」ではなく、「目的」の発想の方が 「英語を勉強するぞ!」という「意志」が生まれやすいのではないでしょうか。

目的を考えるということは、自分の、英語人生 における「最終形を考える」ということです。 ある人にとってそれは、「ネイティブと同等になる」でしょうし、またある人にとっては、 「シェイクスピアの作品を原語で読めるようになる」ことかもしれません。

このような「高尚な目的」を持つ人は、英語をやればやるほど その奥深さに魅了され、「英語人生にゴールなし」という境地に達するのではないか と個人的に思いますが・・・物事を極めようとする、「求道者」のような態度ですね。

このページでは、皆さんが自分の学習スタイルを築き上げるのに役立つ(と願っています(^^;)私 の学習法、使用した教材等を紹介していますが、参考になる部分があれば、皆さんの学習に是非取り入れて みてください。私の学習法が少しでも参考になれば、これほどうれしいことはありません。私自身まだまだ 未熟者なので、英語学習に力を入れると共に、自分の英語学習法を磨き上げていくつもりです。皆さんも、自分 にとってベストの自分だけのオリジナルの英語学習法を創り上げて行きましょう。もし何か御意見等あれ ば、メールしていただけると幸いです。

では次に、目的はどのように決定すればいいのか、を考えてみたいと思います。

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